僧侶の椅子がデザインモチーフ「Yチェア」

daiichikensetsu

2012年02月23日 02:36

住まいのことや子育て世代に関するあれこれを毎週お届けする「第一建設」から
今回は、「こだわりの椅子 Yチェア」についてお届けします。



デンマーク・モダン・デザインの代表的人物であるハンス・J・ウェグナー
デザインの椅子として知られる「Yチェア」。
背を支える支柱がYの字であることから名づけられました。
特に木材の素材感を生かした美しさと東洋的なフォルムのデザインは、
1950年から世代を超えて多くの人々に愛され続けており、日本でも人気の
ロングセラーとなっている椅子です。


Yチェアのインテリア事例1

デザインルーツは僧侶が法事の際に座る椅子である、背もたれの部分の丸
い曲録(きょくろく)というチャイニーズチェアをルーツとしています。

アームから背にかけての曲木(まげき)は、美しく流れる軽やかなフォルム、
手作業で1本1本編まれているペーパーコードの座面(ざめん)の弾力は、
程よい座り心地。

木部の色合いの経年変化も楽しみながら、さらに手入れを施すことにより、
生涯使い続け長く付き合える椅子です。


Yチェアのインテリア事例2

天然素材を生かしたYチェアは工芸品を思わせる美しさで、永年使っていく
うちに艶やかになったりと、東洋的なイメージが日本のインテリア空間にも
しっくりと馴染み、部屋をやわらかく暖かみのある空間にしてくれます。
椅子にはつくり手の思いが込められています。
素材感、デザイン性、価格、機能性、座り心地など、毎日座る椅子だから
こそ、こだわりをもって選びたいですね。

五感を刺激する家づくり
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