「さくら」の名の由来

daiichikensetsu

2013年03月21日 07:00

住まいのことや子育て世代に関するあれこれを毎週お届けする「第一建設」から
『「さくら」の名の由来』についてお届けします。

3月17日、静岡市内で桜の開花が発表されました。
昨年より7日早い開花。1953年に統計を取り始めて以来、2002年の
3月15日の開花に続いて2番目に早い開花で今週末には満開になるそうです。



春の訪れを告げる桜は、日本を象徴する花でもあります。

さくらの名の由来には諸説があるそうで、古事記に登場し、富士山をご神体
の浅間神社に祀られている「木花咲耶姫(このはなさくやひめ)」が富士山
から最初の桜を蒔いたときに、この花のように美しい姫と名前がつけられ、
サクヤがさくらの語源になったとつたえれています。

また、「サ」は稲の苗をさなえというように稲そのものをさす言葉であり、
「クラ」は神様が座る磐座(イワクラ)のことであり、稲や農耕の神様が宿る
木として桜という名になったとも言われています。

いずれにしても、桜は古来から日本人にとって神聖な木だったようです。

桜の花が咲くと、稲の精霊が宿り、風に吹かれ水田に赴き、青々ととして
稲穂が育ち、収穫する。

田植え前に豊作を祈願した神事がお花見の起源ともいわれています。

桜は、住まいのインテリアとして、床材や床柱にも使われています。特に
その樹の皮が美しく、皮を削らず趣のあるお部屋ぴったりです。桜の皮を
施した1本の柱をさりげないところに使うと、桜の花を忘れた頃にも存在
をたのしむことができ、精霊が宿る神聖な場所になるかもしれません。


玄関を入ったところに桜の木の柱が目を惹きます HABITA『出居民家』施工例

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